メジャーダイアトニックコード(三和音)とは?
動画は未収録です。収録完了次第アップいたします。
スケール上にどのコードがあるか
ここまで、スケールと和音(=コード)に学んできました。
曲を作るときはまずスケール(=調性)を決定し、それによってその曲で基本的に使われる音が何なのかを決める。
さらに、曲中は和音を進行させて曲の展開を作る。
ということでした。
今回は、決めたスケールがメジャースケールだったとして、この中にどのコードがあるのかを見ていきます。
各音をRにしたときの、3度5度を見る
メジャースケールです。
①スケール上のⅠをRとした場合、Rに対して3度はⅢ、5度はⅤになります。
②スケール上のⅡをRとした場合、Rに対して3度はⅣ、5度はⅥになります。
これを各音をRとした場合について考えると下のようになります。
次に、それぞれの3度と5度が、長、短、増、減、完全のどれなのか考えます。
下のように、全音、半音の記号の数を見れば判別しやすいと思います。
判別すると下のようになります。
これにより、①~⑦のコードが何なのかわかります。
コードのところで出てきた内容は下記の内容でした。
ドレミファソラシドの例でいくと、下のように、
①はC、②はDm、③はEm、④はF、⑤はG、⑥はAm、⑦はBm(♭5)となります。
ドレミファソラシドではなく、一般的にローマ字数字で表記すると、
①はⅠ、②はⅡm、③はⅢm、④はⅣ、⑤はⅤ、⑥はⅥm、⑦はⅦm(♭5)となります。
これをメジャーダイアトニックコードと言い、メジャースケールの曲ではメインで使われるコードになります。
ここに出てないコード(=音もスケール外の音が出てくる)を曲中に挟むことによって、複雑な響きになります。