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スケール音のローマ字表示


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スケール音をローマ字で表示する


音はド レ ミ ファ ソ ラ シ レ♭ ミ♭ ソ♭ ラ♭ シ♭の12音あります。
1つのスケールについて考えたとき、主音が12通り選べるので、必然的にスケールも12通りあるということになります。

具体的な音について考えるのではなく、音をローマ数字で置換して1つのスケールを1つの表示の仕方で捉えるのが今回の内容になります。

主音の音をⅠとして、メジャースケール上の音をⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶと表します。

メジャースケールの音をローマ数字表記した場合


例えば、
主音がドのメジャースケールだった場合、I=ドで、Ⅱ=レ、Ⅲ=ミ、Ⅳ=ファ、Ⅴ=ソ、Ⅵ=ラ、Ⅶ=シとなります。
主音がレのメジャースケールだった場合、I=レで、Ⅱ=ミ、Ⅲ=ファ♯、Ⅳ=ソ、Ⅴ=ラ、Ⅵ=シ、Ⅶ=ド♯となります。



ナチュラルマイナースケールの音をローマ数字表記した場合


ローマ数字表記は、「主音の音をⅠとして、メジャースケール上の音をⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ」としているので、ナチュラルマイナーの場合は短3,6,7度のところで、ローマ数字に♭が付きます。

Ⅰ、Ⅱ、♭Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、♭Ⅵ、♭Ⅶ

例えば、
主音がドのナチュラルマイナースケールだった場合、I=ドで、Ⅱ=レ、♭Ⅲ=ミ♭、Ⅳ=ファ、Ⅴ=ソ、♭Ⅵ=ラ♭、Ⅶ=シ♭となります。
主音がレのナチュラルマイナースケールだった場合、I=レで、Ⅱ=ミ、♭Ⅲ=ファ、Ⅳ=ソ、Ⅴ=ラ、♭Ⅵ=シ♭、♭Ⅶ=ドとなります。