2017.3.15更新 2017.3.15作成
ボイストレーナーを選ぶポイント
歌を始めて、ボイストレーニングを受けようと思った場合、先生選びはかなり重要です。
先生選びを間違えると、膨大な時間とお金をロスし、ボイトレ教室の金づるにされてしまいます。
生徒は歌が上手くなり、その分先生も儲かるというのが理想ですが、
全然上手くならずに先生だけが儲かるというパターンを多く見かけるのが残念でなりません。
それでは、ざっと先生選びのポイントを挙げたいと思います。
○まず、自分が何を学びたいかを明確にする
○それが学べそうかボイトレ教室のHPをチェックする
○先生の歌唱力
○先生が同性か異性か
以下、詳しく見ていきます。
先生選びのポイント
○まず、自分が何を学びたいかを明確にする
歌を始めると、高い声が出ない、低い声が出ない、音痴、声質が気にいらない、特定のジャンルの歌い方を磨きたいなど、様々な問題を自覚すると思いますが、何を解決したいかをまず明確にます。
(ちなみに、質の高い先生であれば、自覚していない問題点も指摘してくれます。)
○それが学べそうかボイトレ教室のHPをチェックする
例えば、高い声が出ないのを何とかしたいとして、ボイトレ教室のHPを見て、
高い声に対してどういうアプローチをしているか、どういう理論を持っているかを確認します。
「高い声が出せないと言う方も是非!」みたいな中身のない文章だけで判断しないようにしましょう!
ちなみに、私は最初のボイトレ教室選びを失敗したとき、高音の指導は「力むな!」「力むなと何度も言うてるやろ!」と怒鳴られ続けただけでした。
○先生の歌唱力
もし、先生が歌っている動画などがあれば、チェックします。
ボイトレで上手くなるのも限界があるので、上手すぎる必要はありません。
最低限、プロとして聞けるレベルにあるかを判断してください。
良いコーチが良い選手であるとは限らないと言われますが、コーチングが良いものであれば、一定のレベルには達するはずです。
歌が下手なのであれば、トレーニングも効果がないと考えて良いでしょう。
○先生が同性か異性か
基本的に、先生は同性を選びましょう!
異性だと、音域や喚声点付近でのフィーリングがまるで違いますので、レッスンが的外れになってしまう恐れがあります。
もちろん、ジャンル特有の歌い方、個性を伸ばす方法などの、異性であっても支障がない内容だったり、その先生しか知らないような特殊な内容だったら異性でもOKですが、ボイトレを受ける人の多くは、「出せない声を何とかしたい」という問題を解消するために通うことになるので、性別は意識した方がよいでしょう。
性別の違いを軽視して、「高い声が出るので女性でもレッスンできます」のような、うぬぼれたボイトレ教室は避けた方が良いと考えます。
レビューや口コミはあまり参考にしないようにしよう
ボイトレに限らず、レビューや口コミを信じすぎると的外れな評価に翻弄されます。
あなたがこれまでに出会った人で、見る目を持った人はたくさんいたでしょうか?
物事について的確に分析し、俯瞰できる力を持った人はごく一部です。誰しもが記入できて、評価できるサイトはおみくじレベルの信用度しかないと考えるべきです。
本当に良いものは地味だったりしますが、見る目がない人は中身が何もなくても見せかけだけで高評価をつけ、良いものには低評価をつける傾向があるように見受けられます。
(おそらく、普段質の高いものに触れてないので、身近な低質なものを良いと錯覚してしまうのでしょう。)
あくまでも、ボイトレ教室のHPなどの説明文や動画を参考にして、自分の目で確かめて行くほかありません。
【このページの参考文献】
なし