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声帯回りの筋力・使い方を鍛えることに意味がある。

発声のレベルを上げるには、声帯回りの筋トレが不可欠になります。

ここでいう筋トレとは、筋力そのものの増強だけでなく、筋力の使いこなし(神経支配)の向上も含めたトレーニングになります。

トレーニングによって、筋力そのものが鍛えられているのか、使いこなしが洗練されているのかは、現時点では不明ですので、
内訳はわからないものの、筋力+使いこなしの総和を鍛えていくとイメージしてください。




声帯回りの筋トレをするメリット。

筋トレをするとどんなメリットがあるのか、3つ挙げてみます。

①声のバリエーションが増える

声帯回りの筋肉には、普段話しているときは、使っていない筋肉が多くあります。
それら筋肉が自在に動くことにより、声帯が様々な形態になることで、いろいろな声のバリエーションが出せるようになります。
声質、声量の他、ビブラートのありなし、ノイズ声、クリーン声なども調整可能となってきます。

(もちろん、元々の生まれつきの声帯の形状や共鳴スペースの特徴は個人によって異なるため、各能力の個人差や持ち味の違いは生じます。)

②高い声を出せるようになる

90年代以降の曲は高い声を使う曲がほとんどです。
まれに最初から高い声が出せる方もいますが、大半の方は鍛えなければ出すことは無理です。

具体的には、ミックスボイスという、裏声を出しながら地声系の筋肉を作動させる技術を体得する必要があります。
カラオケで上手く歌いたいのだとすれば、ミックスボイスの習得は避けて通ることはできないでしょう。

ミックスボイスは、出すことは簡単ですが、使えるレベルまで鍛えるにはものすごく時間がかかってしまいます。

トレーニングを効率的にできるかどうかによって、自身の目標のレベルに1年程度で到達できるか、10年以上かかってしまうか明暗が分かれてしまいます。

(ただし、どんなに効率的にトレーニングしても、声を自在に使いこなすレベルになるには最低6年かかると武田梵声氏が著書『ボーカリストのためのフースラーメソード』内で書かれています。)

何年かかるかは、掲げる目標や現状のレベルによって異なるにしても、筋トレをしなければ全く前に進まないことは確かです。

③いろんな歌いこなしができるようになる

①とも重複しますが、いろんな声が出せるということは、様々な表現技法もできるということになります。

技術的な目標は個人によって違う部分こそあれど、最終的には「表現する物を聞き手に聞いてもらい、感動を与えたい」という点は歌を練習する者が共通して持っている目標だと思います。

そうした表現者としての目標に向かっていくにあたり、筋トレによって自在に声が出せたなら有利になることは言うまでもないことでしょう。

筋トレの方法論はフースラー提唱のアンザッツが優れている。

当サイトでは、声帯回りの筋トレは
・アンザッツ
・エッジボイス
・メッサディヴォーチェ
の3種類あると考えています。

この3種類を毎日やっていくことで、毎日少しずつ良くなっていきます。

【このページの参考文献】

武田梵声(2012) 『ボーカリストのためのフースラーメソード』 リットーミュージック

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